メリット・デメリット

現在、美容業界で仕事をしようと思っている人たちも多くいるでしょう。
インターネットで検索をすれば、美容の仕事のメリットばかり見つけてしまうのかもしれませんが、敢えて私達は美容業界のデメリットについて知る必要があります。

デメリットを追求する

100種類の推定年収ランキングで理・美容師は90位台という記事が躍っていた時期がありません。
こんな記事を見れば誰も美容業界に就職しようなんて思わないでしょう。

平均年齢28.5歳で年収266万円程度なのです。
美容の仕事を好きではじめたというのに、やっぱりある程度年収が確保出来なければ、結婚も出来ない事態になります。
東京で美容師として仕事をしている人たちは一杯いますが、それぞれの人たちが結構つらい思いで、ギリギリの生活をしているのかもしれません。

美容師の人たちは、結構簡単に退職すると言われていますが、そんな給料環境なら辞めたいモチベーションが起きて当然です。
月給12万円?13万円程度であなたは喜んで仕事をすることが出来るでしょうか。

給与が17万円以下

美容師の世界では給与が17万円以下というのもごくごく当たり前のようです。
社保完備サロンが結構珍しい感じです。

そんな条件があっても、駅からそうとう遠かったり、通勤が二時間以上かかってしまったりと、とてものめる条件ではありません。
そして、12時間勤務させられたりと、未だ古典的過酷な勤務をさせられたりしているようです。

エステサロンやネイルサロン、フェイシャルサロン

美容室はこのような状況・問題を抱え、比較をすればまだまだ環境改善の余地は残されているものの、エステサロンやネイルサロン、フェイシャルサロンの方には幾分マシな状況があります。
しかし、社保完備万全とはまだまだ行かないようですが。

美容師の資格があれば初任給が25万円程度と言われていますので、人間らしい生活は出来るはずです。
時代は美容室をおきざりにして、新しいものへ新しいものへ向かっているのかもしれません。 美容室とエステサロンにこれほどまでに大きな格差があるというこを美容業界で仕事をしようと思っている人たちはある程度把握しなければならないことです。

美容室の抱える問題

そもそも美容室という存在は、社会保険と切り離された環境を維持し続けている存在のようです。
社会保険と向き合うモチベーションの気配すら感じない美容室も存在していたりします。

今の売上では絶対に社会保険と堂々と主張する人たちもいるようですし。
すぐに辞めてしまう美容師に対して社会保険なんて支払い出来ないと強気の人たちもいます。

しかし、美容師がすぐに辞めて行ってしまうのは、社会保険が存在しないせいではないでしょうか。
今こそ、美容師の存在にてこ入れする必要があるのではないでしょうか。