自己中の友人に悩んでいる人

自己中心的な人との接し方

自己中心的な人もいる

学校や会社など、様々な場所で多くの人と関わって生きていくことになります。
そうした時に全員が相手のことを慮ることが出来る人物なら良いのですが、残念なことに相手のことを考える事ができない、自己中心的な人物に出会ってしまう可能性は低くありません。
こういった自己中心的な相手に出会った時、どのように対応すれば良いのでしょうか?
突っぱねる事もできないわけではありませんが、出来ればそういう人とも円滑にコミュニケーションを取れるようにして、人付き合いの幅を広げるようにしましょう。

自己中心的な人物の厄介な点は、自分がそうだと思っていないことです。
自分のなかでは悪いことをしているという意識はなく、自然とそういう振る舞いになっています。
そのため、こちらから注意をしたとしても改善が見られることは稀でしょう。
そうであるなら、こちらから合わせる方が得策だと言えます。

具体例

では具体的にどのような自己中心的な人物が存在しているのでしょうか?そういう人がとりがちな行動について紹介します。
まず第一に、時間やルールにルーズである傾向があります。
遅刻が多かったり、ちょっとしたルールを逸する事が多いということです。

次に、自分には甘く、相手には厳しい傾向があります。
何かというと自分の自慢をしたがったり、相手の小さなミスをずっと攻撃し続けるような傾向が見られます。

最後に、人の集まる場所であっても気にせず自分の感情を態度に出してしまいがちです。
楽しい会合でもつまらなそうにしていたり、真剣な場所でヘラヘラしているように見えることもあります。

対処法を学ぼう

では、自己中心的な人の振る舞いへの対処法について紹介します。
まず、時間にルーズである場合には、集合時間の伝達方法を変えると良いでしょう。
例えば10時集合なら、その人には9時半集合と伝える、という具合です。

こうすることで、予定の方に影響が出にくくなります。
もしその人が早く来てしまったらどうするか?ということを考えがちですが、こういうタイプの人は自分が待たされることもそれほど苦には思いません。

次に、自慢への対策についてです。
確かに自慢話を聞かされるというのは良い気分ではありませんが、頭ごなしに聞きたくないと言うのではなく、ある程度相手の話を聞き、盛り上げてあげるようにしましょう。
批判が激しい場合も同様で、ある程度までは話を聞き、重要な部分については諭すように心がけます。

最後に、態度がでてしまうタイプの人に対しては、なぜそうなってしまうのかを考えるのが重要です。
楽しい会合でもつまらない顔をしているということは、その人にとってはつまらない会合になっているということです。
その原因を探り、ともに解決していくことが重要です。